3年前からペリデ下川原のホーム長としてスタッフをまとめる立場になりましたが、もともとは鍼灸あんまマッサージ師でした。
当社がペリデ長田を立ち上げる際、リハビリテーションの専門家として転職してきたのが最初です。
その後、今のペリデ下川原の立ち上げにも参加し、介護の仕事を覚えて、介護福祉士の資格も取りました。
ホーム長となった今も、現場上がりという経歴を生かし、現場の声を吸い上げて経営陣に伝える役目をしていきたいと思っています。
現場で働く人たちあっての介護事業ですから、スタッフが働きやすい環境を整えていくのがホーム長の仕事。
そしてもちろん、社が常に安定経営できるようにしていくことも大切です。まだまだ課題は多いですね。
今は、施設を利用されるお客様へのおもてなしと業務の効率化の両立に力を入れています。
3拠点の業務を共通化するなどして仕事の効率を上げれば、その分ひとりひとりのお客様をおもてなしする時間が増やせる。各施設の良いところを吸い上げて、少しずつ前進しています。
当施設は食事やリハビリが充実しているし、人工温泉を備えるなど施設の質も高いですが、何よりスタッフの対応では他所には負けません。
社内の勉強会や委員会などを通じてみんなで人間力を磨いています。個人的な考えですが、私が目指すのは自分の親を入れたいと思える介護施設。
何か問題が起こった時はいつも自分の親を判断のものさしにして、改善策を考えています。
これから入社される皆さんに期待したいのは、向上心です。
ここで勉強して、もっと上を目指してスキルアップしたいと考える人を受け止められるよう、施設側としてもスキルアップのシステムを確立していくつもりです。
組織の上に行けば待遇面もより充実するし、男女問わず役職を持つことでもっと力を発揮できます。
プレッシャーにも負けない自信をつけて、安心して上を目指していただくためには、上司や先輩のサポートが大切。
私自身、ここで良い先輩に巡り合ってたくさんのことを教わったおかげでステップアップすることができました。
だから今度は、自分が幅広い現場経験から学んだことを後輩の皆さんに伝える番です。
仕事をやらされているという感覚ではなく、自ずとやる気が湧いてくる環境をつくっていくことが、私たち上司の仕事だと思っています。
介護は高齢社会に不可欠な意義ある仕事。数年のキャリアではわからないこともありますから、ぜひやる気を持って長く続けて欲しいと思います。