7月30日
58回目を迎えた安倍川花火大会。
昭和の静岡大空襲や水害などで亡くなった人たちの供養と静岡市の復興を願った花火供養ですが
今年は東日本大震災で被災され静岡市内に避難されている方を招待し、開催されることになりました。
午後6時。
外はパラパラと雨模様ですが、花火大会は雨天決行との事で、ご家族を交えての夕食が始まります。
本日は、花火大会にちなんで『花火御膳』をご用意しました。
生姜風味鶏竜田揚や京風炊きこみ込みごはん、夏やさい和風タルタルソース、山菜の梅しそ天ぷら等々…、
花火を鑑賞しながら贅沢な会食気分を味わっていただけたら・・・と、
ペリデキッチンスタッフの想いが込められた手作りのお膳です。
会話にも花が咲きます。ペリデ生活の事やお孫さんの事など…。
お口直しと花火観賞のお供に…。
見た目にも涼しげな二色のわらび餅、ビールとおつまみセットもご用意致しました。
6時30分。
夕食も終わり、いよいよ打ち上げ開始時刻です。
本当に花火が見れるか心配ですが・・・
奇跡的といって良いほど鮮やかに、花火が次から次へと打ち上がります。
「わぁ、すごい~! おばあちゃん、見た?」
「すごいわねぇ、きれいだね~。」
「雨で心配だったけど、花火みれてよかったわねぇ。」
花火観賞の楽しみ方も人それぞれ。
ご家族様と、スタッフと、ご利用者様同士で・・・
東日本大震災の供養と復興の願いを乗せて、静岡の夜を明るく照らす花火を
皆さまそれぞれの想いで、鑑賞されていました。