11月4日から15日まで、ペリデ長田にて芸術祭が開催されました。
今年のテーマは 『瞬き』(またたき) ~一瞬一瞬を輝いて~。
ペリデ長田も6年目を迎え、ご利用者様もこちらでの生活に馴染んでいただいている中、
瞬間瞬間の皆様方の表情や思いを捉えられるよう、作品を通して伝えていきたい。
というスタッフの思いからこのテーマとなりました。
今年のロングの大作品は「ステンドグラス」。
「皆様が寄り添い一つになる」
という思いから、寄り添って実る「ぶどう」をモチーフにした作品です。
アクリルの板に画用紙とセロファンを貼ってステンドグラス風に仕上げます。
ご入居者様にもお手伝い頂いて、にぎやかに作製致しました。
デイの大作品は、こちらもテーマに合わせ、
ご利用者様の日常のさまざまな表情を重なり合わせて、大きな木を作製致しました。
ロビーにはグラスタワーも登場。
グラスタワーの形は「天に感謝する祈り」を意味し、
グラスを積み上げていくことには「人生の歩みを刻む事」が表されています。
こちらも光を受けてきらきらと輝き、ゆったりとした音楽とともに、癒しの空間を演出してくれました。
その他、ぬりえ、押し花、陶芸、フラワーアレンジなどのペリデ長田の様々なプログラムの作品も展示させていただき、
皆様の一年の歩みをご覧いただきました。
こちらは書道などの個人作品です。
深みのある力作ばかりです。
デイサービスの皆様の作品は、毎日の活動の中から、俳句や手作りカレンダー、ぬりえなどを展示致しました。
手編みのセーターや手芸などの個人作品も、バラエティ豊かにお客様の目を楽しませてくださいました。
毎年、そのクオリティの高さももちろんのこと、
ご利用者様方の作品からは人生の年輪を重ねられた深み、味わいが感じられます。
一日の中でも様々変化するご利用者様の思いを大切にしながら、
また1年、皆様の日常を彩っていけるよう、
スタッフ一同、さらに工夫をこらしていきたいと思います。