静岡は暖かい、とはいうものの
今年の冬は、寒さが厳しく感じられますね。
ペリデ下川原では新年会に
国風音楽会教師の「東 啓次郎(あずま けいじろう)氏」と
そのお弟子様をお招きして”琴演奏会”を開催いたしました。
木目と先端の尾絹がとても美しいお琴は2メートル弱程あり、
間近で見るとその大きさに驚かされます。
『春の海』を皮切りに演奏がスタートしました。
大きな楽器とはうらはらに、なんとも繊細な音。
心が安らぎます。
お琴の音色がロビーに響き渡り、ご利用者様も静かに耳を傾けています。
『花すみれ』 『乱舞舌』 『花は咲く』 の合計4曲を
ご披露して頂きました。
終曲の『花すみれ』ではお琴の演奏に加え、ボーカルも入り、
曲に合わせ、一緒に口ずさむご利用者様もいらっしゃいました。
また、この日のおやつには
正月限定の迎春菓子「花びら餅」を皆様に召し上がっていただきました。
「花びら餅」は、600年にわたり宮中のおせち料理のひとつとして考えられてきた”菱葩餅”に由来しています。
京都のお雑煮に見立てた白味噌のあんをごぼうと共に求肥で包んであります。
口に入れると、白味噌のあんの上品な甘さが口に広がります。
蜜漬けされた牛蒡のシャキシャキとした歯触りが何とも言えません。
ご利用者様も「おいしいわぁ~。もう次のお正月が待ち遠しいわね。(笑)」
この時期ならではのお菓子を楽しまれていました。
今年は、日本の伝統楽器のお琴の演奏会と
迎春菓子の”花びら餅”で新年を迎え
何とも”
みやび”な新年のスタートとなりました。
今年も、皆様に幸多き年でありますように。
職員一同心を込めてお手伝いさせていただきます。